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神経圧迫で神経痛?

手足の痛みや痺れ・麻痺があり病院を受診。これが一般的に取るべき手段です。

 

検査の結果、椎間板ヘルニア、すべり症、脊柱管狭窄症、骨の変形などの診断をうけます。あるいは、骨には異常が見当たらないということもちょくちょくあります。

 

 

ここからが本題です。

 

アメリカの大学で、背骨から出る神経の穴(椎間孔)の狭窄により起こる現象を研究する為に、犬を使った動物実験がおこなわれました。神経を圧迫させ神経の伝達速度を見ることがその目的です。

 

<結果>

 

神経の伝達速度に変化は見られない⇒痺れは起こらない

 

脈管系(主に静脈)の循環障害が発生⇒組織の酸素欠乏が起こる

 

 

椎間孔には神経だけでなく動脈、静脈、リンパなども通ります。その内、神経が占める割合は1/3程度です。椎間孔を圧迫しても神経を挟み込むようなことはありません。関節が脱臼するところまで椎間孔を狭めても結果は同じでした。

 

腰痛が全く無い人でも80%の確率でヘルニアが存在するといったデータもあります。よって、ヘルニアを除去しても良い変化がある人は限られた場合のみになります。世界各国にある腰痛学会でも現在はこの見解が主流になってきていてますが、残念なことに日本では限られた場所でしかこの様なお話は聞くことが出来ません。

 

当院ではアクティベータメソッドという施術を行います。これはヘルニアといった患部に起こった結果を診るのではなく、ヘルニアを起こしてしまった原因を診ます。