ブレーキ筋って聞いた事ありますか?
今回は足についいてのお話です。
ブレーキ筋=大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)のことを指します。
では、逆にアクセル筋はあるの?
もちろんあります。
アクセル筋=ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)
読んで字のごとくですが、進む為の筋肉と止まる為の筋肉があるんです。
日本人は欧米人と比較してこのアクセル筋が上手に使えていない場合が多く、骨盤の傾斜角度などが関係している。しかしな
がらそんなことを言っていても始まらないので、簡単な刺激方法を紹介します。
ヒップリフトというトレーニングです。
お腹~足までが一直線になるまで持ち上げます。この時息を吐くことを意識しましょう。
スピードをつける必要は無く、あげた姿勢で5秒程度止めます。それを10回~20回行ってください。
一番大切なのはブレーキ筋・アクセル筋両方使えることです。変形性膝関節症と診断されている高齢者の方の多くが、ブレー
キ筋のトレーニングを指導されていますが、歩く推進力を生みだしているのはアクセル筋です。ヒップリフトなどでアクセル
筋の刺激が出来れば、歩幅も大きくなり、姿勢も良くなります。
ブレーキ筋ばかりトレーニングしている方は是非取り入れてみてくださいね。