医療費の膨張が待ったなしのところまできています。
以前から審議されていた後期高齢者の自己負担額が2割にする案…
3年後ぐらいからどうやら決定になりそうです。
少ない年金だけで生活している高齢者にとっては死活問題です。
しかし、団塊世代が高齢世代になっていく今しなければ破綻する可能性が高いのです。
備えあれば患いなし!
今から備えること……
1・筋肉貯金
2・知識のバージョンアップ
世界的にみても日本の寝たきり高齢者の数は異常な人数です。平均寿命は世界有数ですが、健康寿命は決して高くありません。大体、寿命ー10年が健康寿命だと言われています。仮に85歳で寿命を迎えられる方の場合、75歳からの10年間は何かしらの支援が必要であるということです。
私が10年整形外科リハビリテーション科に勤務して感じたことは「依存」です。
医療費の抑制政策の為、受診回数制限や部位数制限などがあり、そのため週に何回も通院している患者さんからは愚痴がこぼれることが多々ありました。
急性の痛みや、術後のリハビリなどは例外ですが、何年も症状がある様な慢性の患者さんは通院すること自体が日課になっていました。
ドクターやリハビリの先生に身体を診てもらう安心感は他にはないものだということは良く理解できます。
しかし、だからこそ「自立」をさせてあげる責任があるとも強く感じました。
これから高齢期に突入していく70代の方は早期に身体作りに取り組んで下さい。