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コロナ感染後の不調に

当院でもコロナ感染から回復された患者さんが増えて来ました。

 

発熱や倦怠感、咽頭部痛などの初期症状は現在の変異株では数日で軽減してくるパターンが多いようですが、中には初期症状が治まってもなんとなく体調が悪いという方が少なからずおられるのも事実です。

 

最近の研究では、鼻の炎症がきつかった場合に後遺症が多いことが分かっているそうですが、主には自律神経が大きく乱されてしまった事が関係しています。

 

ウイルスの直接的な影響だけでなく、長い療養期間も関係していると思われ、易疲労性や倦怠感の継続が症状として多いです。療養期間が終わり、仕事や趣味などに急に復帰するのも危険です。過度な刺激がストレスになり余計に自律神経を緊張ささてしまうからです。ゆっくりと元の生活に戻していくことが望ましいでしょう。

 

自律神経を整える方法として、生活リズムの改善は言うまでもありませんが、当院で行う脊柱の矯正を中心としたマニピュレーションや、レーザー治療(星状神経節ブロック)による脳内血流(主に視床下部)改善は非常に有効です。

 

セルフケアと併行して行うことで早期の改善が期待出来ますので、是非お試しください。