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命にかかわる熱中症

熱中症で搬送された方の大部分は定期的に水分摂取をしていました。

 

ではなぜ熱中症になってしまったのか?

 

水分だけでなく塩分などの摂取が足りなかった?

 

もちろんその可能性もあります。

 

塩分摂取が足りないだけでなく、水の過剰摂取による体内ナトリウム濃度が下がり過ぎることも注意が必要です。

 

一番の問題は長時間の高温環境に身を置くことです。

 

炎天下だけでなく、室内でも同じです。

 

予防としては、体温を下げることしかありません。

 

保冷剤などで首や脇、鼠径部を冷やしている方を見かけますが、深部体温を下げる効果は大きくありません。

 

冷房の効いた涼しい部屋で最低でも10分以上いることで深部体温は下がってきます。

 

もう一つの問題は後遺症でしょう

 

「ゆで卵は冷やしても生卵にはならない」

 

Twitterでひろゆきさんが言っていた例えが非常に的を得て分かりやすいです。

 

足がツルといった分かりやすい症状だけでなく、内臓や脳へのダメージが大きいことを肝に銘じて

 

今一度用心してください。