「匂い→記憶(思い出など)→感情(快・不快・好き・嫌いなど)」 この一連の繋がり(条件付け)をプルースト効果と言います
例)火薬のにおい→幼少期家族でした花火→楽しかったな~
大脳を大きく分けて、中心に近い部分を”大脳辺縁系(感情)”といい、周りの部分を”大脳新皮質(思考)"と言います
大脳辺縁系を原始脳といい動物の本能的な役割をしていて、大脳新皮質は進化の過程で獲得してきた合理的な思考、言語など
比較的新しい高等生物が獲得した脳です
五感(聴覚、触覚、視覚、味覚、嗅覚)の中で嗅覚刺激だけが大脳辺縁系(感情)にダイレクトに伝わり、残りの感覚刺激は
大脳新皮質を経由し大脳辺縁系に伝わっていることが分かっています
匂いが脳に伝わる時間は何と、0.2秒!
直感的に匂いの情報を判断しているんですね
<当院での取り組み例>
検査→刺激(アクティベータメッソド)→改善→特定の香り(ハッカ油が多い)を繰り返し、脳に良い状態を条件付け
これを繰り返すことで、自宅や仕事場などでハッカ油の匂いを嗅ぐだけで身体が良い状態を思い出しリラックスが出来る様に
なります
※5,6種類のアロマは用意していますが、ご自身の好きなアロマや香水を持ってきて頂いても結構です
アロマはリラックス・やる気・食欲増進など様々な作用があることは知られていると思いますが、プルースト効果を利用した
より専門的なアプローチを是非受けてみて下さい